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「参加してよかった」アジアパラ閉幕 観客ら大会の思い出を振り返る
2026.10.26
障害のある選手たちがアジア各国・地域から集い、競った愛知・名古屋アジアパラ大会が閉幕した。閉会式に参加した観客は、心に残った選手の姿や大会の思い出を振り返った。
愛知県豊田市の清水宏子さん(88)は親子で会場を訪れた。競技を終え、緊張から解放された選手たちの姿を見たかったという。大会中は車いすバスケットボールなどをテレビで見たといい、「精神力も体力も素晴らしかった。『さようなら』と、いろんな国の選手を見送りたい」と話した。
いずれも名古屋市の大学生中島理久さん(23)と、会社員の加藤夕紀さん(59)、浅野宏子さん(60)は、大会期間中、パワーリフティングのボランティアを務めた。この日は観客として閉会式を訪れ、聖火台を背景に記念撮影を楽しんだ。
3人は表彰式でメダル授与をサポートしたほか、選手や関係者を誘導した。加藤さんは、すれ違う選手には、それぞれの国の言葉であいさつしたという。「みんな喜んでくれました」と振り返る。
初対面だったボランティア同士の交流も深まった。毎日皆で写真を撮ったといい、浅野さんは大会中の写真を見ながら、「交流の場が広がった。参加してよかった」と笑顔を見せた。
閉会式に出席したモルディブ・パラリンピック委員会のアイシャス・ナザト会長は、大会運営について「さまざまな障害がある選手たちを丁寧に誘導し、選手団も大変満足している」と話した。さらに感心したのは、競技場外での市民らのサポートだったといい、「大会のIDカードを首から提げていると皆さんが助けてくれた。多くの人が開催地であることを誇りに思っているように見えた」と述べた。(吉村美耶、鎌形祐花、松原央)
■「すべて無事安心安全に」大村知事
アジアパラ大会の閉会式に先立ち、大会組織委員会会長の大村秀章県知事と会長代行の広沢一郎名古屋市長、村手聡事務総長らが24日、名古屋市内で会見を開いた。
大村氏は大会について「国籍や文化の違い、障害の有無などを超えた社会変容を起こしていくきっかけになった」「すべて無事安心安全に行うことができた」と総括した。大会のレガシー(遺産)は「感動と熱気を引き継いで愛知・名古屋が世界、日本のパラスポーツをリードし、共生社会をつくっていくこと」と語った。
広沢市長は運営の難しさに触れ、「アジア・オリンピック評議会やアジア・パラリンピック委員会と連携を取り、利害関係者と調整をしながら進める点で苦労はあった」と語った。
会見では、名古屋港ガーデンふ頭に作られた選手村代わりのコンテナ型宿泊施設について40棟が、7月の熊本地震の被災地で住宅として活用されるという発表もあった。(臼井昭仁)
愛知県豊田市の清水宏子さん(88)は親子で会場を訪れた。競技を終え、緊張から解放された選手たちの姿を見たかったという。大会中は車いすバスケットボールなどをテレビで見たといい、「精神力も体力も素晴らしかった。『さようなら』と、いろんな国の選手を見送りたい」と話した。
いずれも名古屋市の大学生中島理久さん(23)と、会社員の加藤夕紀さん(59)、浅野宏子さん(60)は、大会期間中、パワーリフティングのボランティアを務めた。この日は観客として閉会式を訪れ、聖火台を背景に記念撮影を楽しんだ。
3人は表彰式でメダル授与をサポートしたほか、選手や関係者を誘導した。加藤さんは、すれ違う選手には、それぞれの国の言葉であいさつしたという。「みんな喜んでくれました」と振り返る。
初対面だったボランティア同士の交流も深まった。毎日皆で写真を撮ったといい、浅野さんは大会中の写真を見ながら、「交流の場が広がった。参加してよかった」と笑顔を見せた。
閉会式に出席したモルディブ・パラリンピック委員会のアイシャス・ナザト会長は、大会運営について「さまざまな障害がある選手たちを丁寧に誘導し、選手団も大変満足している」と話した。さらに感心したのは、競技場外での市民らのサポートだったといい、「大会のIDカードを首から提げていると皆さんが助けてくれた。多くの人が開催地であることを誇りに思っているように見えた」と述べた。(吉村美耶、鎌形祐花、松原央)
■「すべて無事安心安全に」大村知事
アジアパラ大会の閉会式に先立ち、大会組織委員会会長の大村秀章県知事と会長代行の広沢一郎名古屋市長、村手聡事務総長らが24日、名古屋市内で会見を開いた。
大村氏は大会について「国籍や文化の違い、障害の有無などを超えた社会変容を起こしていくきっかけになった」「すべて無事安心安全に行うことができた」と総括した。大会のレガシー(遺産)は「感動と熱気を引き継いで愛知・名古屋が世界、日本のパラスポーツをリードし、共生社会をつくっていくこと」と語った。
広沢市長は運営の難しさに触れ、「アジア・オリンピック評議会やアジア・パラリンピック委員会と連携を取り、利害関係者と調整をしながら進める点で苦労はあった」と語った。
会見では、名古屋港ガーデンふ頭に作られた選手村代わりのコンテナ型宿泊施設について40棟が、7月の熊本地震の被災地で住宅として活用されるという発表もあった。(臼井昭仁)