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災害ボランティアセンターを立ち上げよう 竜巻被害の牧之原市で訓練

2026.10.18
 昨年9月の台風15号に伴う竜巻被害を受けた静岡県牧之原市で18日、災害ボランティアセンターの立ち上げ訓練があった。牧之原市や牧之原市社会福祉協議会の職員のほか、災害ボランティアコーディネーター、榛南(はいなん)青年会議所など約60人が参加。ボランティアを受け付けたり、支援先とマッチングして派遣したりする作業を体験した。
 発災時に災害ボランティアセンターの運営を担った市社協が呼びかけ、市相良総合センター「い~ら」で開催した。昨年は発災1週間前の8月末、災害協定を結んでいた団体などと連携した訓練を初めて実施。スムーズな協力態勢につながったという。
 市社協は発災当日の昨年9月5日、市の要請で災害ボランティアセンターの立ち上げを決定。翌日からボランティアを募集し、7日には支援先に派遣する活動を開始した。ボランティアセンターの今年8月末までの活動件数は510件、活動者数は延べで市内380人を含む県内989人、県外265人の計1254人にのぼる。
 この日の訓練で、参加者はアプリで名前を自ら入力してボランティアに登録。依頼内容の説明を受け、派遣場所をグーグルマップで確認するなど、昨年の経験を踏まえた実践的な手順を確認した。
 クレーン修理会社社長の案間一博さん(62)=藤枝市=は「いつどんな災害が起きるか分からない。日頃から訓練で備えることが大事」と参加。昨年は軽トラックで支援に駆けつけたという。「携帯電話で地図が見られるのは便利」と話していた。
 市社協地域福祉課の加藤孝通課長は「市全体が被災するような大規模災害への対応など課題もみえてきた。『協働』でのセンター運営に向けた体制を検討したい」と力を込めた。(青山祥子)