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「行きたい!」を諦めない社会へ TDLから外出支援広がれ 前橋のボランティア団体・つむぎ 障害や病気のある人らと11月訪問
2026.09.01
障害や病気があっても「行きたい」を諦めない社会へ-。前橋市を拠点とするボランティア団体「TUMUGI(つむぎ)」は11月、障害や病気のある人と家族ら約40人で東京ディズニーランド(TDL、千葉県浦安市)を訪れる。憧れの場所への外出を「最初の一歩」とし、「今度は温泉へ」「キャンプにも行ってみたい」と参加者に次の挑戦へとつなげてもらう狙い。医療従事者や学生、企業などが支える仕組みを群馬で築き、将来は全国に広げていく。(平井剛)
TUMUGIは昨年11月に理学療法士の竹内棟熙(むねき)さん(26)が設立し、今年3月に本格的な活動を始めた。竹内さんは重症心身障害児施設などで約5年間、障害や病気のある子どもや家族と関わる中で、「行きたい。でも行けない」という声を何度も聞いてきた。
外出を阻むのは段差などの物理的な障壁だけではない。体調変化や医療的ケアへの不安、車いすでの移動、家族の介助負担などが重なり、出かける前から諦めてしまうケースもある。
竹内さんが掲げるのは「つながりこそ、最高のバリアフリー」。医療従事者が専門知識を生かし、学生や地域住民が手を貸し、企業が金銭面で支援する。障害の有無にかかわらず地域の人たちがつながり、それぞれができることを持ち寄ることで、家族だけに負担を背負わせない外出支援を目指す。
ディズニー訪問には理学療法士や看護師らが同行するほか、学生や一般のボランティアも参加する。8月14日時点で医療従事者14人、学生6人、一般2人が協力を申し出ており、企業3社も応援している。サポート費は無料で、入園料や交通費などは参加者が負担する。
参加予定の高崎市の小学5年高橋希空(そら)さん(10)は、難病の肢帯型筋ジストロフィーを患い、体調などに応じて車いすを使って生活している。ディズニーを訪れるのは小学1年の時以来2度目で、「新しいアトラクションに乗ってみたい」と楽しみにしている。
母あすかさん(38)は、息子の成長とともに長距離を歩けるか、途中で疲れないかなど、外出前に考えることが増えたという。「息子の病気を知らない人が多いので、こうして社会に出ることで知ってもらえれば」と話す。
竹内さんは、ディズニー訪問はあくまで入り口と強調する。今後は温泉旅行やスポーツ観戦、キャンプなどへ活動を広げ、団体のNPO法人化も目指す。外出支援の運営方法や安全管理体制を整え、各地域で「行きたい人」と「支えたい人」がつながる仕組みに育てていく考えだ。
「ディズニーに行けたという経験と自信から、『次はここにも行けるかもしれない』と思ってもらいたい。広げたいのはイベントではなく、『行きたい』をかなえる仕組み。障害があってもなくても、みんなでつながり、支え合える社会にしたい」
TUMUGIは昨年11月に理学療法士の竹内棟熙(むねき)さん(26)が設立し、今年3月に本格的な活動を始めた。竹内さんは重症心身障害児施設などで約5年間、障害や病気のある子どもや家族と関わる中で、「行きたい。でも行けない」という声を何度も聞いてきた。
外出を阻むのは段差などの物理的な障壁だけではない。体調変化や医療的ケアへの不安、車いすでの移動、家族の介助負担などが重なり、出かける前から諦めてしまうケースもある。
竹内さんが掲げるのは「つながりこそ、最高のバリアフリー」。医療従事者が専門知識を生かし、学生や地域住民が手を貸し、企業が金銭面で支援する。障害の有無にかかわらず地域の人たちがつながり、それぞれができることを持ち寄ることで、家族だけに負担を背負わせない外出支援を目指す。
ディズニー訪問には理学療法士や看護師らが同行するほか、学生や一般のボランティアも参加する。8月14日時点で医療従事者14人、学生6人、一般2人が協力を申し出ており、企業3社も応援している。サポート費は無料で、入園料や交通費などは参加者が負担する。
参加予定の高崎市の小学5年高橋希空(そら)さん(10)は、難病の肢帯型筋ジストロフィーを患い、体調などに応じて車いすを使って生活している。ディズニーを訪れるのは小学1年の時以来2度目で、「新しいアトラクションに乗ってみたい」と楽しみにしている。
母あすかさん(38)は、息子の成長とともに長距離を歩けるか、途中で疲れないかなど、外出前に考えることが増えたという。「息子の病気を知らない人が多いので、こうして社会に出ることで知ってもらえれば」と話す。
竹内さんは、ディズニー訪問はあくまで入り口と強調する。今後は温泉旅行やスポーツ観戦、キャンプなどへ活動を広げ、団体のNPO法人化も目指す。外出支援の運営方法や安全管理体制を整え、各地域で「行きたい人」と「支えたい人」がつながる仕組みに育てていく考えだ。
「ディズニーに行けたという経験と自信から、『次はここにも行けるかもしれない』と思ってもらいたい。広げたいのはイベントではなく、『行きたい』をかなえる仕組み。障害があってもなくても、みんなでつながり、支え合える社会にしたい」