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温泉でくつろぐカピバラなどを表現 新潟市内で「わらアートまつり」

2026.08.29
 新潟市西蒲区の上堰潟(うわせきがた)公園で29日、稲わらを使ったアート作品を展示する恒例の「わらアートまつり」が始まった。今年のテーマは「ぽかぽか温泉会議~湿地の動物大集合!~」。カピバラ、カエル、カニ、サイ、白馬の5体のわらアートが、訪れた人をほっこりさせていた。
 「世界湿地都市ネットワーク市長会議」が新潟市で11月に開催されることにちなんだ。湿地にゆかりのある動物たちが県内各地の温泉につかり、頭にタオルを乗せたり、背中をゴシゴシ洗ったりしてくつろいでいる様子を表現した。
 作品は、武蔵野美術大(東京都)と長岡造形大(新潟県長岡市)の学生や地元のボランティアが制作した。長岡造形大の学生が手がけた作品は、長岡市寺泊の市場から逃げ出し、近くの温泉でのんびりしているカニ。4カ月前からデザインやテーマを考え、今月20日から4人で制作に取りかかった。
 2年の白倉徳知さん(19)は「大きなハサミを振り上げる迫力の表現が難しかった。寺泊はカニが名物なので遊びに来てほしい」と話し、作品とともに地元をアピールした。
 作品には1体当たり約200キロ、計約1トンのわらが使われている。稲わらは昨年秋、学校田や近くの農家から譲り受けた。まつりが終わると堆肥(たいひ)にして再利用する。
 まつりは10月31日まで。8月30日(日)と9月21~23日(いずれも祝日)の午前10時~午後2時には、地元の農産物などが並ぶ「にしかん市場」が公園内で開かれる。また期間中の土曜日と日曜日、祝日の午後5時半~7時半、作品や園内通路をライトアップする。(山崎靖)