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黒電話、ちゃぶ台、木彫りのヒグマ…昭和のわが家再現 袖ケ浦で企画展
2026.07.14
昭和時代後期を中心に、当時の生活用品や玩具などを集めた企画展「みんなの昭和 わが家の100年」が、千葉県の袖ケ浦市郷土博物館で開かれている。かつては多くの家庭で見られた調度品、置物も勢ぞろい。懐かしい品々と再会した中高年が「うちにもあった」と頰を緩めそうだ。8月23日まで。入場無料。(堀場達)
館の収蔵品と、養成講座を修了したボランティアの「市民学芸員」が持ち寄った資料を紹介している。年代順に「イケイケの30年代」「ノリノリの40年代」「ギラギラの50~60年代」などの5章で展示構成。
集められた資料の大半は、昭和30(1955)年以降の製造物。日本経済が復調し、国民生活が安定するに連れ、必需品に加え、暮らしを彩る娯楽品の種類が増えていく。
同39年の東京オリンピック、同45年の大阪万博の土産品のほか、県内各地の観光施設で撮影された家族写真、袖ケ浦市近辺の商店関連グッズが展示され、ローカル色も満載だ。野球盤、人生ゲームといった一世を風靡(ふうび)したおもちゃ、人気歌手・アイドルのレコードジャケット、漫画やテレビのキャラクターグッズは、会場に華やかな雰囲気をもたらしている。
特に興味深いのは、居間、子ども部屋、応接間を再現した、展示構成の最終章「昭和のおうちにようこそ!」。居間には黒電話があり、ちゃぶ台に夏休みの学習帳、壁に小学生の習字、絵画作品が飾られている。家庭用冷蔵庫は現代の標準サイズよりはるかに小さい。ベッド上のヘッドホン、ギター、壁にかけられた観光地のペナント、スタジアムジャンパーなどから、子ども部屋の主は男子高校生と察せられる。応接間には定番だった木彫りのヒグマが置かれている。
8月2日午前10時と午後2時に、市民学芸員のアドバイスで竹馬やこま回しなど、昭和の遊びを体験する関連イベントがある。問い合わせは同館=電0438(63)0811=へ。月曜など休館。
◇
昭和時代前期の戦前、戦中についてはプロローグの「戦時下の青春とくらし」で特集。木更津海軍航空隊の整備兵・宮寺留造さんの手紙などの遺品から、戦地に散った若者の人生をたどる。宮寺さんは現在の袖ケ浦市出身の女性と結婚、幸せな家庭を築いたが、日本軍が玉砕したマリアナ諸島の「テニアンの戦い」で同19年8月に亡くなった。28歳だった。
館の収蔵品と、養成講座を修了したボランティアの「市民学芸員」が持ち寄った資料を紹介している。年代順に「イケイケの30年代」「ノリノリの40年代」「ギラギラの50~60年代」などの5章で展示構成。
集められた資料の大半は、昭和30(1955)年以降の製造物。日本経済が復調し、国民生活が安定するに連れ、必需品に加え、暮らしを彩る娯楽品の種類が増えていく。
同39年の東京オリンピック、同45年の大阪万博の土産品のほか、県内各地の観光施設で撮影された家族写真、袖ケ浦市近辺の商店関連グッズが展示され、ローカル色も満載だ。野球盤、人生ゲームといった一世を風靡(ふうび)したおもちゃ、人気歌手・アイドルのレコードジャケット、漫画やテレビのキャラクターグッズは、会場に華やかな雰囲気をもたらしている。
特に興味深いのは、居間、子ども部屋、応接間を再現した、展示構成の最終章「昭和のおうちにようこそ!」。居間には黒電話があり、ちゃぶ台に夏休みの学習帳、壁に小学生の習字、絵画作品が飾られている。家庭用冷蔵庫は現代の標準サイズよりはるかに小さい。ベッド上のヘッドホン、ギター、壁にかけられた観光地のペナント、スタジアムジャンパーなどから、子ども部屋の主は男子高校生と察せられる。応接間には定番だった木彫りのヒグマが置かれている。
8月2日午前10時と午後2時に、市民学芸員のアドバイスで竹馬やこま回しなど、昭和の遊びを体験する関連イベントがある。問い合わせは同館=電0438(63)0811=へ。月曜など休館。
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昭和時代前期の戦前、戦中についてはプロローグの「戦時下の青春とくらし」で特集。木更津海軍航空隊の整備兵・宮寺留造さんの手紙などの遺品から、戦地に散った若者の人生をたどる。宮寺さんは現在の袖ケ浦市出身の女性と結婚、幸せな家庭を築いたが、日本軍が玉砕したマリアナ諸島の「テニアンの戦い」で同19年8月に亡くなった。28歳だった。