ボランティア関連ニュース(外部記事)
- 医療・福祉・人権
- 子ども・教育
子ども食堂利用する子らを図書カードで支援 名古屋の大学生起業家
2026.03.22
2023年6月に起業した現役大学生の近藤優奈さん(23)=名古屋市中区=が、収益の一部で図書カード3千枚を購入し、愛知県内の子ども食堂を利用する子どもたちに寄付する事業を始めた。物価が高騰するなか、保護者の負担を減らすため、書籍や参考書、文房具などの購入に役立ててもらう。
近藤さんは愛知県立大学1年の時、子ども食堂で学習支援ボランティアをした。そのなかで給食がなくなる夏休みや冬休みなどの長期休み明けには、食事ができずにやせ細って登校してくる子どもがいることを知らされた。「ご飯を満足に食べられない環境にいる子どもがいるという現実に胸がしめつけられるような衝撃を受けた」
本来であれば、国が守るべき子どもたちの居場所を、地域の人たちがボランティアで集まり、食材を持ち寄って食事などを提供している現実を見つめた時、「少しでも力になりたい」と思い、寄付を決意した。
近藤さんは、英語が好きで県立大外国語学部に進んだものの、自分のやりたいことが見つからず将来に焦りを感じていたという。
子ども食堂への支援を目標に定めた近藤さんは、その手段として起業に踏み出した。次世代のインターネットサービスとして期待されている「Web3」に着目。大学を1年休学し、企業への普及活動や代理店を開拓する会社「Web3マイニング」を設立した。
昨年春から仕事に集中するため、県立大を退学。通信制大学に編入し、仕事の合間に勉学に励む毎日を送っている。
近藤さんの思いに賛同した協力企業の分と合わせて原資が約150万円に達したため、県内の子ども食堂を利用する高校生以下の子どもに対し、1人500円の図書カードを送ることにした。
近藤さんは「新学期を迎え、教育費の捻出に悩みを抱えている家庭も少なくないのでは。食の支援に加え、学びの機会を支えることも大切だと思った」と説明。現金ではなく図書カードを選択した理由を明かす。
これまでに29施設、約1100枚の配布先が決まったが、今月末をめどに希望する施設を募っている。近藤さんは「まずは起業家として自分の軸を確立したい。将来は、子どもたちを対面で支援するのが夢」と意気込む。
問い合わせは、「Web3マイニング」のメール(staff@web3mining.net)へ。(松永佳伸)
近藤さんは愛知県立大学1年の時、子ども食堂で学習支援ボランティアをした。そのなかで給食がなくなる夏休みや冬休みなどの長期休み明けには、食事ができずにやせ細って登校してくる子どもがいることを知らされた。「ご飯を満足に食べられない環境にいる子どもがいるという現実に胸がしめつけられるような衝撃を受けた」
本来であれば、国が守るべき子どもたちの居場所を、地域の人たちがボランティアで集まり、食材を持ち寄って食事などを提供している現実を見つめた時、「少しでも力になりたい」と思い、寄付を決意した。
近藤さんは、英語が好きで県立大外国語学部に進んだものの、自分のやりたいことが見つからず将来に焦りを感じていたという。
子ども食堂への支援を目標に定めた近藤さんは、その手段として起業に踏み出した。次世代のインターネットサービスとして期待されている「Web3」に着目。大学を1年休学し、企業への普及活動や代理店を開拓する会社「Web3マイニング」を設立した。
昨年春から仕事に集中するため、県立大を退学。通信制大学に編入し、仕事の合間に勉学に励む毎日を送っている。
近藤さんの思いに賛同した協力企業の分と合わせて原資が約150万円に達したため、県内の子ども食堂を利用する高校生以下の子どもに対し、1人500円の図書カードを送ることにした。
近藤さんは「新学期を迎え、教育費の捻出に悩みを抱えている家庭も少なくないのでは。食の支援に加え、学びの機会を支えることも大切だと思った」と説明。現金ではなく図書カードを選択した理由を明かす。
これまでに29施設、約1100枚の配布先が決まったが、今月末をめどに希望する施設を募っている。近藤さんは「まずは起業家として自分の軸を確立したい。将来は、子どもたちを対面で支援するのが夢」と意気込む。
問い合わせは、「Web3マイニング」のメール(staff@web3mining.net)へ。(松永佳伸)