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爆撃のなかで生きるシリアの孤児たちに寄り添う 神戸の支援団体報告
2026.02.22
国内外の被災地や戦地でボランティア活動をしている一般社団法人「神戸国際支縁機構」(神戸市垂水区)が、1月に中東のシリア北部アレッポで活動し、その時の様子を神戸市役所で報告した。
内戦で国土が分断したシリアでは、2024年に強権的なアサド前政権が崩壊。旧反体制派により国土の統一を目指す暫定政権が発足したが、アレッポなど北東部を支配するクルド系勢力との衝突が続いていた。在英NGOシリア人権監視団(SOHR)によると、住宅地なども砲撃を受け、民間人の死亡も報告されている。
同機構会長の岩村義雄さんと事務局長の佐々木美和さんは17年からシリアを訪れており、今回で9回目。今年1月18日から隣国のレバノンを経由してシリアに入り、約1週間滞在した。日本からはぬいぐるみや食べ物を持参した。支援金を使って現地で購入した米や文房具などとともに、親を亡くしたり、離ればなれになったりした子どもたちに配ったという。
佐々木さんは連絡を取り続けてきたシリア人少年のモハマドさん(17)と現地で再会し、壮絶な被災体験に耳を傾けた。「その際、『存在していると感じさせてくれてありがとう』とつたない英語で言われたことが忘れられない」と話した。
佐々木さんによると、シリアの子どもたちは幼いころから内戦に巻き込まれ、爆撃の音にも慣れているという。「それでも分断を繰り返さず、よりよい故郷にしようという思いを持っている。彼らの声を無視したくない」。今後も活動を続ける決意を語った。(宮坂奈津)
内戦で国土が分断したシリアでは、2024年に強権的なアサド前政権が崩壊。旧反体制派により国土の統一を目指す暫定政権が発足したが、アレッポなど北東部を支配するクルド系勢力との衝突が続いていた。在英NGOシリア人権監視団(SOHR)によると、住宅地なども砲撃を受け、民間人の死亡も報告されている。
同機構会長の岩村義雄さんと事務局長の佐々木美和さんは17年からシリアを訪れており、今回で9回目。今年1月18日から隣国のレバノンを経由してシリアに入り、約1週間滞在した。日本からはぬいぐるみや食べ物を持参した。支援金を使って現地で購入した米や文房具などとともに、親を亡くしたり、離ればなれになったりした子どもたちに配ったという。
佐々木さんは連絡を取り続けてきたシリア人少年のモハマドさん(17)と現地で再会し、壮絶な被災体験に耳を傾けた。「その際、『存在していると感じさせてくれてありがとう』とつたない英語で言われたことが忘れられない」と話した。
佐々木さんによると、シリアの子どもたちは幼いころから内戦に巻き込まれ、爆撃の音にも慣れているという。「それでも分断を繰り返さず、よりよい故郷にしようという思いを持っている。彼らの声を無視したくない」。今後も活動を続ける決意を語った。(宮坂奈津)