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視力失った精神科医、広島で講演へ 視力低下する中、医師免許を取得
2026.02.09
生きることがつらいと感じる原因や心の回復についてともに考えようと、視力を失った精神科医の福場将太さん(45)=広島県呉市出身=が22日、広島市東区の県医師会館で講演する。「命を支える心のエネルギー源」と題し、視力が低下する中で医師免許を取得した当時の心の持ち方などについて話す。
福場さんは広島大付属高校を卒業後、精神医学を学びたいと東京医科大へ進んだ。しかし、臨床実習で眼科を回った際に指導医師から指摘され、進行性の網膜色素変性症だとわかった。
当初は「なんとかなる」と前向きに考えていたものの、1年ほどで視力が明らかに低下した。「目が見えなくなるかもしれないのに、医師免許を取る意味があるだろうか」。勉強に身が入らず、医師国家試験に落ちた。
それでも、大好きな母校を訪れたことをきっかけに「行けるところまで行ってみよう」と気持ちを立て直した。試験に再挑戦し、医師免許を取得。32歳のころに完全に失明したが、北海道で精神科医を続けている。
講演を前に、福場さんは「半分は精神科医として、半分は実際に視力を失う経験をした当事者として、心と命について一緒に考えたい」と話している。
「広島いのちの電話」の主催。講演は午後1時半~4時で入場無料。広島いのちの電話は電話相談のボランティアも募集している。問い合わせは事務局(082・221・3113)へ。(遠藤花)
福場さんは広島大付属高校を卒業後、精神医学を学びたいと東京医科大へ進んだ。しかし、臨床実習で眼科を回った際に指導医師から指摘され、進行性の網膜色素変性症だとわかった。
当初は「なんとかなる」と前向きに考えていたものの、1年ほどで視力が明らかに低下した。「目が見えなくなるかもしれないのに、医師免許を取る意味があるだろうか」。勉強に身が入らず、医師国家試験に落ちた。
それでも、大好きな母校を訪れたことをきっかけに「行けるところまで行ってみよう」と気持ちを立て直した。試験に再挑戦し、医師免許を取得。32歳のころに完全に失明したが、北海道で精神科医を続けている。
講演を前に、福場さんは「半分は精神科医として、半分は実際に視力を失う経験をした当事者として、心と命について一緒に考えたい」と話している。
「広島いのちの電話」の主催。講演は午後1時半~4時で入場無料。広島いのちの電話は電話相談のボランティアも募集している。問い合わせは事務局(082・221・3113)へ。(遠藤花)