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能登に阪神大震災「希望の灯り」のガス灯ともる 輪島の景勝地・窓岩 「復興の道しるべ、照らし続けて」

2026.02.01
 能登半島地震で被災した石川県輪島市町野町の曽々木海岸の景勝地「窓岩」前に1日、阪神大震災の犠牲者を悼むガス灯「1.17希望の灯(あか)り」(神戸市)が分灯された。一昨年の地震から2年1カ月となったこの日、地域住民らは灯りの前で地震と奥能登豪雨からの復興を誓った。

 NPO法人「阪神淡路大震災1.17希望の灯り」が発案し、窓岩近くの公園に高さ1.8メートルの台座を設置。地震で崩落する前の窓岩をかたどった模型の穴をのぞき込むと、かつての窓岩の穴から望めた夕日のように、ガス灯が見える仕様となっている。設置費用はクラウドファンディングや地元企業などからの寄付でまかなった。

 点灯式には、ボランティアや地域住民ら約100人が参加。豪雨で姉を亡くした中山真さん(29)は「復興への道しるべとして、ともり続けてほしい」とあいさつした。

 地元曽々木地区の自治会長、刀祢聡さん(69)は「窓岩は私たちの誇りだった。希望の灯りを守ることを通じて、被災前の窓岩の姿を心の中に思い続けていきたい」と設置に尽力した関係者に感謝した。(山谷柾裕)