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「会場一体の応援」が力に デフリンピック・筑波技術大の選手 つくば市長にメダル獲得など報告

2026.02.03
 昨年11月の聴覚障害者の国際スポーツ大会「東京デフリンピック」に出場した筑波技術大(茨城県つくば市)の選手と学生ボランティアが1月30日、つくば市役所を訪れ、五十嵐立青市長に結果を報告した。

 訪問したのはテコンドー女子プムセ(型)銅メダルの星野萌(21)、バレーボールの大坪周平(22)、ハンドボールの林遼哉(21)、陸上800・1500メートルの中村大地(20)の4選手と、サポートスタッフとして会場で海外選手らに対応した水野花菜(かな)さん(21)の5人。石原保志学長や選手強化に携わった中島幸則教授らと共に訪れた。

 大会を通じて一番の「気付き」を五十嵐市長から尋ねられ、選手らは「会場が一体となった応援の大切さ」を挙げた。星野選手は「競技や選手を紹介し、広めてもらえるありがたさ」を語り、水野さんは「国際手話でなくても、なんとかなった。伝えていこうという気持ちをより強く感じた」と話した。

 五十嵐市長は「競技に全力をかける選手の真摯(しんし)な思い、会場が一体となった応援の価値はとても大きい」とたたえた。星野選手の蹴りをミットで受け、その速さと強さを体感した。

 大会から2カ月が過ぎ、選手らは卒業研究や論文に追われながら、競技力向上を図る。大坪、中村両選手は取材に「次のデフリンピックを目指し、練習を少しずつ再開した」と語った。

 林選手は「レベルを上げるために聴者のチームに入ろうと考えている」と明かし、星野選手は「練習しながら、国際大会に出る小学生に指導している」という。水野さんは大学院に進むことが決まり「話す時の自分の表情や手話を見直す。友人たちとのつながりを大切にし、手話言語の知識を深めて人々に貢献したい」と語った。(大野孝志)