ボランティア関連ニュース(外部記事)
- 子ども・教育
- 環境・動物愛護
廃棄予定の消防ホース、動物用のハンモックやえさ台に 中学生が制作
2025.12.22
栃木県那須塩原市の中学生が、廃棄される予定だった消防ホースを使って動物用のハンモックやえさ台をつくった。19日に同県那須町の動物園「那須どうぶつ王国」に寄贈された。贈呈式に出席した黒磯北中の生徒は「動物たちのためになると思うととても楽しい。ゴミを出さない再利用の大切さも学びました」と話した。
使ったのは同市内の小・中学校の消火栓に備えている消防ホース。11校分と廃校になった中学のものをあわせて191本が今年度、10年の耐用年数が経過して役目を終えた。市はこれまでホースを業者に引き取ってもらって廃棄していた。ただ、ホースは火災がなければ使用する機会はほとんどなく、汚れがないきれいなものが多かった。そこで市は、「ホースの再利用について、児童や生徒を巻き込んで学習体験の一環にできないか」(教育総務課)と考えた。
宇都宮動物園(宇都宮市)で丈夫な消防ホースを再利用したおもちゃでホワイトタイガーが遊んでいるといった話などを聞き、どうぶつ王国とも相談して、動物向けのハンモックやえさ台(フィーダー)を制作することを考えたという。
使ったのは同市内の小・中学校の消火栓に備えている消防ホース。11校分と廃校になった中学のものをあわせて191本が今年度、10年の耐用年数が経過して役目を終えた。市はこれまでホースを業者に引き取ってもらって廃棄していた。ただ、ホースは火災がなければ使用する機会はほとんどなく、汚れがないきれいなものが多かった。そこで市は、「ホースの再利用について、児童や生徒を巻き込んで学習体験の一環にできないか」(教育総務課)と考えた。
宇都宮動物園(宇都宮市)で丈夫な消防ホースを再利用したおもちゃでホワイトタイガーが遊んでいるといった話などを聞き、どうぶつ王国とも相談して、動物向けのハンモックやえさ台(フィーダー)を制作することを考えたという。