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国際手話で応援しよう 「デフリンピック」日本初開催控え 代表選手と「会話」楽しむ 港区・セミナーに40人
2025.10.06

11月に日本で初開催される、ろう者のスポーツの祭典「デフリンピック」を前に、世界共通で使われる「国際手話」を学ぶセミナーが東京都港区であり、日本代表選手4人がゲスト参加した。デフリンピックでボランティア活動をする人も多く、40人の参加者が選手とも手話で交流しながら学び、応援の気持ちを伝えた。(神谷円香)
ボランティア活動の支援事業を手がける日本財団ボランティアセンターが企画。セミナーは10月中にあと3回あり、デフリンピックの現場でも使われる国際手話の基本を学ぶ。
初回の9月30日はまず、日本の手話で「応援している」「楽しみ」といった気持ちの表現を実践。国際手話は「競技会場」「レストラン」「トイレ」「どこ?」など、現場で使うことが多そうな単語を学んだ。
バレーボール女子日本代表の中田美緒(24)と松永彩珠(あやみ)(28)、サッカー男子の林滉大(こうだい)(28)、陸上の山田真樹(28)の4選手も参加者と一緒に手を動かし、手話での会話を楽しんだ。それぞれ競技を始めたきっかけを参加者に話したり、幼い頃の写真を紹介したりする時間もあった。
大会への思いを問われ、中田選手は「聴覚障害者にもいろんな人がいると知っもらい、デフリンピックを通してこれからの社会がどう変わっていくのか、皆さんも一緒に考えていけたら」と語った。山田選手は「デフリンピックは一期一会の場。今回のセミナーでろう者や手話、知らない世界に出合ってくれたのがうれしい」と、ろう者への理解の深まりを喜んだ。
大会中、伊豆大島で実施されるオリエンテーリングでボランティアをする予定という会社員、太田千晶さん(42)は高校生の頃から手話を学び、国際手話を知ろうとセミナーに参加した。選手と直接触れ合い「応援する相手が増えてうれしい。観客としても見に行く」と本番を楽しみにしていた。
ボランティア活動の支援事業を手がける日本財団ボランティアセンターが企画。セミナーは10月中にあと3回あり、デフリンピックの現場でも使われる国際手話の基本を学ぶ。
初回の9月30日はまず、日本の手話で「応援している」「楽しみ」といった気持ちの表現を実践。国際手話は「競技会場」「レストラン」「トイレ」「どこ?」など、現場で使うことが多そうな単語を学んだ。
バレーボール女子日本代表の中田美緒(24)と松永彩珠(あやみ)(28)、サッカー男子の林滉大(こうだい)(28)、陸上の山田真樹(28)の4選手も参加者と一緒に手を動かし、手話での会話を楽しんだ。それぞれ競技を始めたきっかけを参加者に話したり、幼い頃の写真を紹介したりする時間もあった。
大会への思いを問われ、中田選手は「聴覚障害者にもいろんな人がいると知っもらい、デフリンピックを通してこれからの社会がどう変わっていくのか、皆さんも一緒に考えていけたら」と語った。山田選手は「デフリンピックは一期一会の場。今回のセミナーでろう者や手話、知らない世界に出合ってくれたのがうれしい」と、ろう者への理解の深まりを喜んだ。
大会中、伊豆大島で実施されるオリエンテーリングでボランティアをする予定という会社員、太田千晶さん(42)は高校生の頃から手話を学び、国際手話を知ろうとセミナーに参加した。選手と直接触れ合い「応援する相手が増えてうれしい。観客としても見に行く」と本番を楽しみにしていた。