体験談
スペシャルオリンピックスのサッカー競技でボランティアとして参加し、二日間にわたって貴重な経験をさせてもらった。初日は会場設営から始まり、テントを立て、ゴールを運び、ラインを引き、試合ができる環境を一つひとつ整えていった。普段は当たり前のように目にしている会場も、実際に自分たちの手で作り上げるとなると、想像以上に体力も気配りも必要で、準備の大切さを改めて実感した。
二日目はいよいよ全国から集まった県単位のチームによる試合が行われた。正直、もっとのんびりした雰囲気なのかと思っていたが、その予想は開始早々に覆された。選手たちは全力で勝利を目指し、仲間を鼓舞し、悔しさも喜びも真正面からぶつけてくる。その姿に圧倒され、胸が熱くなった。私は試合中、ボールパーソンとしてピッチのすぐそばで選手たちを支えたが、間近で見るプレーは迫力があり、集中力と熱気に満ちていた。
天気は曇り予報だったのに、当日は見事な晴天。気づけばしっかり日焼けしていたが、それすらも心地よく感じるほど、選手たちの頑張りに心を動かされた。勝って喜ぶ姿も、負けて涙する姿も、どれもまっすぐで、スポーツの持つ力を改めて思い知らされた。
この二日間で得た感動は大きく、また関わりたいという気持ちが自然と湧いてきた。スペシャルオリンピックスは四年後に再び開催されるので、次回もぜひ応募したい。今回の経験を胸に、また選手たちの全力の瞬間を支えられたらと思う。