体験談
新中クリスマスフェスタにて
| 掲載日 | 2025.12.14 |
ミキマルGT
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- 活動地域
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- 三鷹市
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- 活動分野
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- 子ども・教育
- 環境・動物愛護
- 地域活性・まちづくり・観光
- 多文化共生・国際協力
地域の灯りがつなぐ
〜第二回アオヤギ公園クリスマスフェスタを終えて〜
12月13日(土)、三鷹市の新川中原アオヤギ公園広場で「第二回アオヤギ公園クリスマスフェスタ」が開催されました。
このイベントのきっかけは、「表参道のようなイルミネーションを、地元の子どもたちにも見せてあげたい」という、ある一人の想いでした。都会の華やかさに負けない、でも私たちらしい温かさのある光を灯したい。そんな願いが地域の人々の心を動かし、昨年の初開催に続いて、今年も多くの方々の力が集まりました。
当日は、地域の子どもたちと一緒に、ペットボトルを使ったクリスマスツリーを作成。地元の中学生たちがサポートに入り、年齢を超えた交流が自然と生まれていきました。子どもたちの「これ、きれいにできたよ!」という声や、学生たちの「教えるって楽しいですね」という笑顔に、こちらの心まで温かくなりました。
テントの設営や運営は、地域の大人たちが中心となって行われました。普段は顔を合わせる機会の少ない方々とも、協力し合いながら一つの目標に向かって動くことで、まちの中に新しいつながりが生まれたように感じます。
また、会場には10店舗の飲食ブースが並び、グヤーシュ、カレー汁、ホットチョコレート、すいとん、ソーセージ、コロッケ、ポップコーン、焼きそば、アメリカンドッグ、ビール、ホットワイン、ジュースなど、バラエティ豊かなメニューが勢ぞろい。子どもから大人まで、寒さを忘れて楽しめる“あったかグルメ”が、会場をさらに賑やかに彩りました。
さらに、地元・三鷹産のキャベツやブロッコリーの販売コーナーも登場。朝採れの新鮮な冬野菜を手にした来場者の皆さんからは、「甘くておいしい!」「また買いたい」といった声が聞かれ、地産地消の魅力を再発見する場にもなりました。
自然素材を使った「竹のマグカップ作り」体験も好評で、親子で協力しながら作ったマグカップを手に、笑顔で温かい飲み物を楽しむ姿が印象的でした。
このイベントは、まだまだ始まったばかりの“ひよっこ”です。けれど、地域の子どもたち、学生、大人たちが一緒になって作り上げたこの一日は、まさに「地域の灯りが未来を照らす」瞬間だったと感じています。
ボランティアとして関わる中で、多くの学びと喜びがありました。誰かのために動くことが、こんなにも自分の心を豊かにしてくれるのだと、改めて実感しました。
この小さな灯りが、来年、再来年と、もっと大きく、もっと温かく育っていくことを願って。
そして、また来年も、子どもたちの笑顔に出会えるように。
地域の皆さんと共に、歩みを続けていきたいと思います。