体験談

レガハのボランティアに参加しました

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ボランティア
掲載日 2025.11.02

ミキマルGT

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  • 活動地域
    • 新宿区
  • 活動分野
    • スポーツ

2025年秋、私はレガシーハーフマラソンにて、国立競技場での荷物受付・受け渡しのボランティアに参加しました。今回が2回目のボランティア活動であり、前回とは異なる役割を担うことになりました。荷物受付は初めての経験で、正直なところ不安もありましたが、結果的に多くの学びと感謝に満ちた一日となりました。

当日は、1チーム18人という構成で活動がスタート。私が配属された荷物受付チームには、初対面の方々が多く、最初は緊張感がありました。しかし、今回のリーダーの方が非常に前向きで、明るく、そして何より信頼できる方だったことが、チーム全体の雰囲気を大きく左右しました。リーダーの的確な指示と柔らかな声かけが、初めての作業に戸惑う私たちを安心させてくれました。

荷物受付の作業は、参加ランナーの荷物を番号ごとに整理し、保管場所へ運ぶというもの。私は、もう一人のボランティアの方とコンビを組みましたが、彼もまた荷物受付は初めてとのこと。ふたりとも段取りが悪く、最初は手探り状態でした。ですが、周囲のベテランボランティアの方々が、声をかけてくれたり、作業のコツを教えてくれたりと、随分と助けられました。荷物の整理整頓においても、番号の見落としや配置ミスが起きないよう、互いに確認し合いながら進めることで、徐々にスムーズな流れを作ることができました。

受付業務がひと段落した後、全員で30分ほどの休憩時間が設けられました。国立競技場の広々とした空間で、他のボランティア仲間と談笑したり、軽食をとったりしながら、心身ともにリフレッシュ。この短い時間の中でも、一期一会の出会いを大切にしようという気持ちが芽生え、自然と会話が弾みました。

休憩後は、ゴール後のランナーへの荷物受け渡し業務に移行。ゴール後、ランナーが歩いて荷物受け渡しエリアに到着するその瞬間に、笑顔で荷物を渡せるよう、周囲と連携しながら迅速かつ丁寧な対応を心がけました。ランナーの方々は、達成感と疲労が入り混じった表情でゴールに戻ってきます。その姿に、こちらも自然と笑顔になり、少しでも気持ちよく大会を締めくくっていただけるよう努めました。ここでも、周りのボランティア仲間のサポートが大きな力となりました。荷物の受け渡し場所が混雑する中でも、声を掛け合い、譲り合いながら作業を進めることで、トラブルなく終えることができました。

今回のボランティア活動を通じて、改めて感じたのは「人とのつながりの大切さ」です。信頼できるリーダーの存在が、チームの安心感と効率を生み出し、周囲の仲間との連携プレイが、初めての作業でも乗り越える力となりました。そして、一期一会の出会いをいかに早く、フレンドリーに築けるかという点も、自分自身のコミュニケーションスキルの向上に繋がると実感しました。

ボランティア活動は、単なる作業ではなく、人と人との心の交流が生まれる場でもあります。今回の経験は、私にとって非常に貴重な財産となりました。また機会があれば、ぜひ参加したいと思います。そして次回は、今回学んだことを活かし、よりスムーズで心温まるサポートができるよう努めたいです。

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