体験談
東京 2025 世界陸上競技選手権大会ボランティア

掲載日 | 2025.10.03 |
Mamiʕ•ᴥ•ʔ
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- 活動地域
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- 港区
- 新宿区
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- 活動分野
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- スポーツ
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- 参加団体
- 公益財団法人東京2025世界陸上財団
2025年9月7日〜21日までの15日間、東京 2025 世界陸上競技選手権大会のボランティアに参加しました。
本大会には198の国と地域から選手2,202名が参加していました。
チームホテルでのボランティア6日間、選手団への荷物受け渡し、選手団の受付、選手のチェックイン、食事会場、案内誘導、アスリートゾーンと毎日違う役割を担当させていただきました。
参加国の受付をしていて気づくのは、やはり国による経済的な差が顕著で、スタッフの渡航費用の確保も難しい国が多いということ。
1人で来日し、英語が話せないからスマホの翻訳機能を使って、選手団長やスタッフがやる仕事も全部こなしている選手もいました。
国立競技場でのボランティア9日間、印象に残っているのはタンザニアの選手がマラソンで金メダルを獲得したことです。
後発開発途上国での1年で1000ドルの暮らしがどのようなものか想像できないけれど、日本への渡航費用をもらったら本当の意味で国を背負って来日してるだろうから、先進国の人と競り合ったらやはり強いですね。
心から応援させていただきました。
国際的な大会でボランティアをしている理由は、少しでもこうした国々のお役に立てればという気持ちからです。
直接その国に行ってお手伝いすることは難しいですが、その国が元気になるお手伝いを少しでもできたらいいなと思っています。
サブトラックや練習場が近くにない国立競技場で、選手は直前の調整が本当に大変な状況だったと思います。
そのような中、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた選手の皆様に感謝したいと思います。
たくさんの気づきや学びがあってここには書ききれませんが、この経験をまた次の大会にも活かしていきたいと思います。