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誰もが楽しむ「花博」へ 「ユニバーサルツーリズム」研修会 障害者や高齢者サポート

2026.10.15
 来年3月に横浜市で開幕する国際園芸博覧会(花博)に向け、市観光協会は8日、障害や高齢でさまざまな配慮が必要な人も楽しめる旅行「ユニバーサルツーリズム」に関する研修を、同市西区の帆船日本丸・横浜みなと博物館で開いた。主に市内で観光や飲食、宿泊業を営む約30カ所の企業・団体職員が参加した。(西川侑里)

 大阪・関西万博でのユニバーサルツーリズムプロジェクト「LET‘S EXPO」発起人で、「東京トラベルパートナーズ」(渋谷区)の栗原茂行社長(42)が登壇し、写真や映像で万博での取り組みを紹介した。

 会場内での車いすによる移動や観覧は、各パビリオンや介助ボランティアと連携し、サポート。全国の特別支援学校や介護施設を対象に、現地からのライブ配信を通じて会場内の雰囲気を体験してもらう「オンラインツアー」なども実施したという。

 栗原さんらは花博でも、高齢者や障害者向けサポート業務の担当スポンサーとなることが決定している。大阪・関西万博のときよりも、同様のサポートの頻度を増やしたり、利用料を無料にしたりと改良を重ねていく予定だといい、「大阪と横浜から始まる仕組みを、各地域や世界で活用できるようにしていきたい」と話した。

 参加者は、花博の会場で有料での貸し出しが予定されている電動車いす「WHILL(ウィル)」の操作も体験。横浜市内でイタリアンレストランを営む田中章さん(76)は、以前から特別支援学校や盲学校の修学旅行生の受け入れを続けているといい「花博の時期は、全国からたくさんの人が集まってくると思うので、配慮が必要な方向けのメニューも増やしていきたい」と話した。