ボランティア関連ニュース(外部記事)

  • その他

胎内被爆者として30万人に平和ガイド 谷本清平和賞に三登浩成さん

2026.10.07
 平和活動に貢献した人や団体に贈られる「谷本清平和賞」の今年の受賞者が、胎内被爆者としてボランティアガイドを続ける三登(みと)浩成(こうせい)さん(80)に決まった。公益財団法人ヒロシマ・ピース・センターが6日、発表した。
 広島市で生まれ育った三登さんは、高校の英語教員だった時に故・沼田鈴子さんから被爆アオギリの下で被爆体験を聞いたのがきっかけで、60歳から原爆ドーム前でボランティアガイドを始めた。ほぼ毎日ガイドに立ち続け、これまで約30万人に家族の被爆体験などを話してきた。英語やフランス語、スペイン語などでの資料も自作し、案内した外国人は186カ国・地域で12万人を超える。
 同センターは受賞理由について「20年以上にわたりほぼ毎日活動を続けてこられ、海外からの観光客に対しても平和を訴えてきたことを評価した」と説明した。
 同賞は、原爆孤児らの支援に取り組んだ谷本清牧師(1909~86)の功績をたたえ、87年に始まった。これまでに漫画家の中沢啓治さんや俳優の吉永小百合さんが受賞している。(木野村隆宏)