体験談

ブラックラムズ東京(その1) ラムジェリストという選択

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ボランティア
掲載日 2026.09.10

 ジャパンラグビー・リーグワンの試合観戦にお越しになった方々は、試合が様々な関係者によって運営されていることにお気付きのことと思います。両チームのスタッフ、スタジアム職員、イベント会社、報道スタッフ、出店の関係者などがそうです。それに加えて、世田谷区の駒沢競技場を本拠地とするリコーブラックラムズ東京では、先駆的な試みとして2022年からボランティア組織を編成しています。リコーのホームゲームでは、「ラムジェリスト」と称するのですが、チームカラーである黒のウェアをまとった40人ほどのボランティアが微力ながら運営補助を務めています。
 公式戦は12月中旬から翌年の5月上旬までの18節で、昨シーズンではこのうち東京開催の7試合にボランティアが招集されました。公式戦でのボランティアの役割は、来訪者へのビラやノベルティの配布、各ブースの対応、体験コーナー、チケットのチェック、試合後のお客様の見送りなどです。公式戦以外では、練習試合や世田谷区内のPR活動にも動員されることがあります。ボランティアの年齢層は割りと高めで、男女比は2:1くらい。その実態は十人十色で、たとえば自身がラグビー経験者でやたら詳しい人もいれば、ルールもよく知らない初心者もいます。
 リコーのラグビーチームは1953年創設の古豪で、一時は低迷していましたが、最近は持ち直しの機運にあります。12チームの強豪ひしめく1部リーグでは中ほどの成績を保っていましたが、先シーズンは上位6チームによるプレーオフに初めて進出して、大いに盛り上がりました。私の見るところでは、このチームの魅力は荒削りであることです。「泥くさい」プレースタイルを身上とするのですが、スター選手は不在でも愚直なハードワークが光ります。ゲーム運びの如才無さには欠けるきらいがありますが、まだ伸びしろを感じさせます。そして、競技以上に健闘しているのがマスコットで、「ラムまる」はリーグワンの中でも随一の人気を誇ります。 
 ボランティアになってラグビー観戦を始めると、近年リーグワンでは海外の有名選手も増えて、レベルが顕著に向上しているのに改めて気付きます。中には、サッカーならメッシやクリロナに比肩できるのではないかと思える、世界的な名選手も散見されます。そんなプレーを間近に見られるのは眼福の至りで、やっとJ3チームがあるくらいの地方出身者の私からすれば、首都圏の人たちが羨ましくて仕方がありません。この機を逃さず、リコーの所在する世田谷区の方々に限らず、多くの方にスタジアムにお越し頂ければと思います。
 また、もし私たちラムジェリストの活動に御関心のある方がおられましたら、新規募集を今しばらく受け付けておりますので、https://blackrams-tokyo.com/team/volunteer/index.html を御参照下さい。

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