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- 災害救援・地域安全活動
災害関連死を防ぎたい 「防災女子」が養生茶とアロマの商品化めざす
2026.06.23
防災の啓発に取り組む神戸学院大(神戸市中央区)の学生サークル「防災女子」が、薬膳の専門家らの協力を得て、植物や穀物をブレンドした養生茶と、精油(アロマ)の商品化を目指している。
被災者が避難生活を送る中で抱えるストレスを和らげ、災害関連死の防止につなげたいという。
■被災地での体験をもとに
学生たちは2024年3月以降、休暇などを利用し、石川県の能登半島地震の被災地でボランティア活動に取り組んできた。
その中で、避難生活に伴うストレスや疲労などの影響で食欲が湧かず、不調を来す被災者がいることを知った。
長引く避難生活では、安らぎを得る手段が限られる。心身がひどく消耗してしまえば、心臓や呼吸器系の疾患などを招き、命にも関わる。
熊本地震(16年)や東日本大震災(11年)でも、相次ぐ災害関連死は深刻な問題となった。
学生たちは、被災者の心身のケアが不可欠だと思い至り、何かできることはないかと考えた。
■薬膳の専門家らが協力
そんなとき、食品会社で企画担当の経験がある小出直也さん(46)が大学関係者を通じて学生たちの活動を知り、協力を申し出た。
身体の調子を整える養生茶と精油であれば、避難所などでも手軽に使ってもらうことができるはずだと、昨年6月から商品の共同開発が始まった。
「国際中医薬膳管理師」として薬膳の活用方法に詳しい妻の早葉子さん(42)も開発に携わった。
神戸市出身で、阪神・淡路大震災(1995年)の時には、倒壊を免れた須磨区の自宅で、住まいを失った人たちと肩を寄せ合って過ごした経験がある。こども心に「プライベートがない」と感じたという。
そんな早葉子さんの薬膳に関する専門的な助言をもとに、学生たちは、被災者がどのような商品を求めているかを話し合い、生薬や食材のブレンドを何度も試した。
■商品化に向けクラファン、28日まで
そして今春、2種類の養生茶が完成した。
玄米やキンモクセイなどを調合し、心のケアを重視した「心の灯茶~Relax~」と、黒豆や桑の葉などを調合し、身体のケアを重視した「身体巡り茶~Energy~」だ。
精油も2種類つくり、それぞれ「夜の安らぎ~Sleep~」「私のお守り~Barrier~」と名付けた。スプレータイプで、香りによって高ぶった心を落ち着かせる効果などが期待できるという。
これらの商品化や被災地での提供活動の資金を集めるため、学生たちは今月28日までクラウドファンディング(https://readyfor.jp/projects/bosaijyoshi-manys)を実施している。詳細はQRコードから。
4年の安福瑞希さん(22)は「養生茶は、飲む前にもほっとしてもらえるよう香りにもこだわった。能登のみなさんに心をいたわる時間を過ごしてほしい」と語った。(橋本龍之介)
被災者が避難生活を送る中で抱えるストレスを和らげ、災害関連死の防止につなげたいという。
■被災地での体験をもとに
学生たちは2024年3月以降、休暇などを利用し、石川県の能登半島地震の被災地でボランティア活動に取り組んできた。
その中で、避難生活に伴うストレスや疲労などの影響で食欲が湧かず、不調を来す被災者がいることを知った。
長引く避難生活では、安らぎを得る手段が限られる。心身がひどく消耗してしまえば、心臓や呼吸器系の疾患などを招き、命にも関わる。
熊本地震(16年)や東日本大震災(11年)でも、相次ぐ災害関連死は深刻な問題となった。
学生たちは、被災者の心身のケアが不可欠だと思い至り、何かできることはないかと考えた。
■薬膳の専門家らが協力
そんなとき、食品会社で企画担当の経験がある小出直也さん(46)が大学関係者を通じて学生たちの活動を知り、協力を申し出た。
身体の調子を整える養生茶と精油であれば、避難所などでも手軽に使ってもらうことができるはずだと、昨年6月から商品の共同開発が始まった。
「国際中医薬膳管理師」として薬膳の活用方法に詳しい妻の早葉子さん(42)も開発に携わった。
神戸市出身で、阪神・淡路大震災(1995年)の時には、倒壊を免れた須磨区の自宅で、住まいを失った人たちと肩を寄せ合って過ごした経験がある。こども心に「プライベートがない」と感じたという。
そんな早葉子さんの薬膳に関する専門的な助言をもとに、学生たちは、被災者がどのような商品を求めているかを話し合い、生薬や食材のブレンドを何度も試した。
■商品化に向けクラファン、28日まで
そして今春、2種類の養生茶が完成した。
玄米やキンモクセイなどを調合し、心のケアを重視した「心の灯茶~Relax~」と、黒豆や桑の葉などを調合し、身体のケアを重視した「身体巡り茶~Energy~」だ。
精油も2種類つくり、それぞれ「夜の安らぎ~Sleep~」「私のお守り~Barrier~」と名付けた。スプレータイプで、香りによって高ぶった心を落ち着かせる効果などが期待できるという。
これらの商品化や被災地での提供活動の資金を集めるため、学生たちは今月28日までクラウドファンディング(https://readyfor.jp/projects/bosaijyoshi-manys)を実施している。詳細はQRコードから。
4年の安福瑞希さん(22)は「養生茶は、飲む前にもほっとしてもらえるよう香りにもこだわった。能登のみなさんに心をいたわる時間を過ごしてほしい」と語った。(橋本龍之介)