体験談

ローイング選手権に参加して

ボランティア
掲載日 2026.06.02

ミキマルGT

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  • 活動地域
    • 江東区
  • 活動分野
    • スポーツ

ローイング大会のボランティアとして、今回は「マーシャル」という役割を担当した。マーシャルは、選手たちが安全にレースへ臨めるよう、コース上でボートに乗りながら見守る仕事だ。私は船舶免許を持っていないため操船はできず、助手席に同乗する形での参加だったが、それでも途中短時間の休憩を1回挟んで、ほぼ5時間にわたり水上で選手たちを見守り続けるという貴重な経験になった。

長時間ボートの上にいたせいで、気づけば顔と腕は真っ赤に日焼けしてしまった。日差しは強く、風が吹くと少し涼しく感じるものの、容赦なく肌を焼いていく。途中で何度か日焼け止めを塗り直したものの、自然の力にはなかなか勝てない。それでも、目の前を全力で漕ぎ抜けていく選手たちを見ていると、そんなことはどうでもよくなるほどだった。

今回の活動では、幸いにも危険な場面に遭遇することはなかった。マーシャルとしては、何も起こらないことが一番の成果だ。選手たちが安心してレースに集中できる環境を整えることが、私たちの役割でもある。選手たちがスタートラインに向かう姿、レース後に疲れ切った表情で戻ってくる姿、そのどれもが真剣で、見守る側としても自然と背筋が伸びる思いだった。

午後になると、台風の影響もあってか風が少しずつ強くなってきた。水面がざわつき始め、ボートも揺れやすくなる。選手にとっても運営にとっても気が抜けない状況だったが、それでも試走は大きな混乱もなく進行していった。自然相手のスポーツだからこそ、こうした環境の変化も含めて向き合わなければならないのだと改めて感じた。

選手たちには、持てる力を最大限に発揮してほしい。そして、何よりも安全にレースを終えてほしい。その思いを胸に、最後まで水上での見守りを続けた。今日の経験を振り返ると、ボランティアとして関わることの意義を改めて実感する。選手の努力を支える裏方の一員として、これからもできる限り力になりたいと思う。

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