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能登のため、晴れていてもできることは 豪雨経験した大学生は考えた
2026.05.31
2024年元日に発生した能登半島地震。広島工業大3年の竹原凛桜(りお)さん(20)は、関連死を含めて700人以上が犠牲となった地に足を運び、支援を続けている。
8年前に広島市などを襲った西日本豪雨では、自宅近くで起きた土砂崩れを目の当たりにした。断水が2週間ほど続き、入浴や洗濯が思うようにできなかった。汗ふきシートや水なしで使えるシャンプーなど、災害時の備えの重要性を知った。
以来、災害のニュースがあればチェックし、防災訓練にも真面目に取り組むようになった。能登半島地震の3カ月後、大学に進学。能登の復興ボランティアに応募し、4泊5日で被災地を訪ねた。
石川県輪島市内で、被災した子どもが安心して遊べる居場所づくりを手伝った。もみじまんじゅうをみなで食べたり、Tシャツに絵を書いたり。子どもたちからは別れ際に「また来てね」と声をかけられ、保護者からは「こんなに楽しそうにしているのは久しぶりに見た」と感謝された。
その復興ボランティアを募った広島県内の学生ボランティア団体「晴」の代表に昨年夏に就いた。能登を計3度訪ねたが、通い続けるには限界がある。広島にいてもできる支援をと考え、ヒントを探しに東日本大震災の被災地に向かった。
被災者から返ってきた答えは、「震災のことを知ってもらいたい」だった。被災地について知ることが、いつか支援につながるかもしれない。そう思い、能登や東北での経験を広島で報告する場を作ろうと企画を練っている。
「現地で聞いた話は考えさせられることばかり。避難行動ひとつとっても、どこに視点を置くかによって正しさが異なる。ただ、そうしたことを知ることが自分たちの備えにもなるはず。細くても長く続けることが大事だと思っています」(木野村隆宏)
◇
「晴」は広島県内の大学に通う学生26人が所属し、災害ボランティアや防災イベントなどに携わる。化学を教える高校教諭になることが夢で、防災の知識を生かし「災害時に命を守るすべを教えられる先生になりたい」と話す。
8年前に広島市などを襲った西日本豪雨では、自宅近くで起きた土砂崩れを目の当たりにした。断水が2週間ほど続き、入浴や洗濯が思うようにできなかった。汗ふきシートや水なしで使えるシャンプーなど、災害時の備えの重要性を知った。
以来、災害のニュースがあればチェックし、防災訓練にも真面目に取り組むようになった。能登半島地震の3カ月後、大学に進学。能登の復興ボランティアに応募し、4泊5日で被災地を訪ねた。
石川県輪島市内で、被災した子どもが安心して遊べる居場所づくりを手伝った。もみじまんじゅうをみなで食べたり、Tシャツに絵を書いたり。子どもたちからは別れ際に「また来てね」と声をかけられ、保護者からは「こんなに楽しそうにしているのは久しぶりに見た」と感謝された。
その復興ボランティアを募った広島県内の学生ボランティア団体「晴」の代表に昨年夏に就いた。能登を計3度訪ねたが、通い続けるには限界がある。広島にいてもできる支援をと考え、ヒントを探しに東日本大震災の被災地に向かった。
被災者から返ってきた答えは、「震災のことを知ってもらいたい」だった。被災地について知ることが、いつか支援につながるかもしれない。そう思い、能登や東北での経験を広島で報告する場を作ろうと企画を練っている。
「現地で聞いた話は考えさせられることばかり。避難行動ひとつとっても、どこに視点を置くかによって正しさが異なる。ただ、そうしたことを知ることが自分たちの備えにもなるはず。細くても長く続けることが大事だと思っています」(木野村隆宏)
◇
「晴」は広島県内の大学に通う学生26人が所属し、災害ボランティアや防災イベントなどに携わる。化学を教える高校教諭になることが夢で、防災の知識を生かし「災害時に命を守るすべを教えられる先生になりたい」と話す。