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足助高校に観光科、愛知の公立校初 1期生が「たんころりん」づくり
2026.05.24
愛知県豊田市の県立足助高校で今年度、県内の公立校で初となる観光科が誕生した。地域の自然や観光資源に触れながら、実践的な学びを通じた観光人材の育成を目指す。観光科1期生となる1年生が今月、地元で「たんころりん」と呼ばれるあんどんづくりに挑戦し、地域の魅力を学んだ。
たんころりんは、地元ですいた和紙を竹かごに貼り付けてつくるあんどん。豊田市足助町では毎年8月、住民が手作りしたたんころりんを街道沿いの軒先に並べ、夏の夜を彩る「たんころりんの夕涼み」が開かれる。和紙からもれるやわらかな明かりが夕暮れ時の街に浮かび、25年続く風物詩として親しまれている。
14日、1年生31人が町内にある「たんころりん作業場」で、地域のボランティアの指導を受けながら、グループに分かれて竹かごを制作した。竹ひごを交差させて六角形の網目をつくりながら、円筒状に編んでいき、高さ約70センチの竹かごを完成させた。中村実花李さん(16)は「力加減が難しかったけど、ボランティアの方がわかりやすく教えてくれました」と話した。
紅葉の名所として知られる香嵐渓などがあり、多くの観光客が訪れる足助地区。高校はこれまでも、生徒が地元の観光資源を生かした歴史学習ツアーを企画するなど、地域の魅力を引き出す活動をしてきた。こうした取り組みが評価され、普通科の観光ビジネスコースが発展する形で、今年度、観光科の設置が実現した。
観光科は県内全域からの通学が認められる「専門学科」。西尾市の佐久島出身の細川礼那(らな)さん(15)は、昨年8月に刈谷市で開催された進学フェアに参加し、「観光科」の文字を見て「ビビッときた」。「佐久島はアートも自然もあって、島民もいい人たちだけど、過疎が進んでいる。すてきな場所がなくなってしまうのが寂しく、日本中の過疎地域をなくしたい」との思いから進学を決めたという。
観光科では3年間で地域の魅力を掘り起こすツアーの企画や、簿記や「観光英語」といった専門科目の学習を通じて、観光業の担い手として必要なスキルを学ぶという。7月末には県内全域の中学生を対象とした体験入学がある。問い合わせは同校(0565・62・1661)へ。(宋禹瞳)
たんころりんは、地元ですいた和紙を竹かごに貼り付けてつくるあんどん。豊田市足助町では毎年8月、住民が手作りしたたんころりんを街道沿いの軒先に並べ、夏の夜を彩る「たんころりんの夕涼み」が開かれる。和紙からもれるやわらかな明かりが夕暮れ時の街に浮かび、25年続く風物詩として親しまれている。
14日、1年生31人が町内にある「たんころりん作業場」で、地域のボランティアの指導を受けながら、グループに分かれて竹かごを制作した。竹ひごを交差させて六角形の網目をつくりながら、円筒状に編んでいき、高さ約70センチの竹かごを完成させた。中村実花李さん(16)は「力加減が難しかったけど、ボランティアの方がわかりやすく教えてくれました」と話した。
紅葉の名所として知られる香嵐渓などがあり、多くの観光客が訪れる足助地区。高校はこれまでも、生徒が地元の観光資源を生かした歴史学習ツアーを企画するなど、地域の魅力を引き出す活動をしてきた。こうした取り組みが評価され、普通科の観光ビジネスコースが発展する形で、今年度、観光科の設置が実現した。
観光科は県内全域からの通学が認められる「専門学科」。西尾市の佐久島出身の細川礼那(らな)さん(15)は、昨年8月に刈谷市で開催された進学フェアに参加し、「観光科」の文字を見て「ビビッときた」。「佐久島はアートも自然もあって、島民もいい人たちだけど、過疎が進んでいる。すてきな場所がなくなってしまうのが寂しく、日本中の過疎地域をなくしたい」との思いから進学を決めたという。
観光科では3年間で地域の魅力を掘り起こすツアーの企画や、簿記や「観光英語」といった専門科目の学習を通じて、観光業の担い手として必要なスキルを学ぶという。7月末には県内全域の中学生を対象とした体験入学がある。問い合わせは同校(0565・62・1661)へ。(宋禹瞳)