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熱い声援も神戸マラソンの魅力 志村美希さん、走る楽しさSNS発信

2025.11.08
 港町を駆け抜ける「神戸マラソン2025」(朝日新聞社など共催)が、11月16日に開かれる。今大会から、神戸市役所前をスタートし、明石市内を巡って神戸ハーバーランドでゴールする新コースとなる。インフルエンサーの志村美希さんは、PRアンバサダー(英語で「大使」などの意味)としてマラソンの魅力を発信し、大会を盛り上げている。選手として陸上の日本選手権にも出場した志村さんに、神戸マラソンの楽しみ方や走るコツを聞いた。
■大会PRアンバサダー
 ――志村さんが走るSNSを見ると、本当に楽しそうです。走ることの魅力は何ですか。
 努力の成果が数字で見えて、分かりやすいことだと思います。さぼったらさぼった分、努力したら努力した分、結果が数字で分かる。それまでの努力が自分に合っていたかどうかも分かりやすい。単純な競技だからこそ楽しく、自分との闘いであることも魅力です。
 ――なかでもマラソンの楽しさは。
 マラソン大会は全国各地にたくさんありますよね。旅行がてら、マラソンを走ることもできそう。例えば沖縄に行きたい。じゃあ那覇でのマラソンに合わせて行ってみようということができる。観光とともに、その場所を楽しめるのが魅力と思います。
 ――いろいろな街で走って、どこが良かったですか。
 お世辞抜きで神戸が一番です。兵庫県は全国的に見ても陸上が強い学校やチームが多い「陸上王国」。他県の大会は「がんばれ~」という温かい応援が多いですが、兵庫県は違います。「行けえ~!」といった感じでとにかく熱い。胸にぐっと来ます。陸上が大好きな人が多く、兵庫県の大会に来ると「見られてる。頑張んなきゃ」って気持ちになります。
 神戸マラソンは大都市と自然が融合しているところも魅力ですね。海もあれば山もあって、走れば走るほど景色が変わる。景色が変わると気持ちも変わって、ランナーはペースを上げられると思います。
 ――今年からコースが新しくなりました。
 最後の神戸大橋の急坂がなくなり、高低差が10メートルほどしかありません。全国的に見てもとてもフラットです。今年から好記録がバンバン出るんじゃないかな。
 記録を狙いたいエリートランナーはもちろん、マラソンに初挑戦される方、初心者にもすごくおすすめ。神戸マラソンを入り口にしていただけたらと思いますよ。