下関海響マラソンに1万人快走　好天と声援、ボランティアに支えられ

　下関海響マラソン2025が2日、山口県下関市であり、フルマラソンに9194人、2キロファンランに914人の計1万108人が出走した。ランナーたちは好天の下、コース沿いの関門海峡や響灘の景色を楽しみながら健脚を競った。
　沿道からは多くの声援が送られ、約2900人のボランティアが発着地点や給水所などで大会を支えた。パリ・パラリンピックの女子マラソン（視覚障害T12）で銅メダルを獲得した道下美里選手や、芸人でマラソンランナーの猫ひろしさんが大会アンバサダーとして他の参加者と一緒にスタートした。
　マラソン男子は安村晴樹さん（山口県庁所属）が2時間21分03秒で、女子は横田知佳さん（山口大学所属）が2時間44分34秒でそれぞれ優勝した。（白石昌幸）