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遊びつつ 学べるかるた できました 大宮盆栽村 開村100周年 アンバサダー・高橋ひかるさんと小学生が対決
2025.10.30
大宮盆栽村(さいたま市北区盆栽町)の開村100周年を記念し、歴史や盆栽の魅力を紹介する「大宮盆栽村かるた」が完成した。今月19日には100周年のアンバサダーを務める俳優の高橋ひかるさん(24)と地元小学生が参加した、かるた大会が開かれた。(藤原哲也)
大宮盆栽美術館(北区土呂町)と同館のガイドなどを担うボランティア組織「ミュージアム・サポーター」が協力して作り、販売も始めた。同館の庭園リニューアルに伴う昨年11月~今年3月の休館中に企画した。「あ」から「ん」まで各文字で46のキーワードを選び、サポーターと学芸員たちが、読み札の句の内容と絵札のイメージを作成。絵札はプロのイラストレーターにイメージを伝えながら仕上げた。
読み札は楽しみながら学べる内容を重視。「関東大震災 新天地求め 大宮へ」など歴史の紹介や、「針金を かけて理想の 形になーれ」といった盆栽の育て方に関する札などがある。「藤樹園 老いも若きも 学ぶ教室」など村内にある盆栽園も数多く登場。読み札の裏にはキーワードに関する解説が付いている。
19日に同館で開かれたかるた大会は、総合的な学習の時間で盆栽を学び、マイ盆栽も育てる植竹小学校の5、6年生のうち20人が参加。4グループに分かれて個人戦で競った。司会者が46枚のうち20枚を読み上げて取り合った。
高橋さんは各グループを巡回しながら参加。盆栽の知識が豊富な児童たちは、読み上げられると、すぐに手を伸ばしていた。高橋さんも児童も、このかるたに触れるのは初めて。真剣勝負を楽しんだ様子で、笑顔が広がっていた。
大会後は高橋さんと子どもたちの「盆栽トーク」があり、子どもたちが「愛情を込めて水やりしている」などと発表して盆栽愛を語り合った。高橋さんは「みんなすごく早くて強かった。完敗でした」と児童たちをたたえ、「盆栽を身近に感じて大切に向き合っている姿がうれしかった。かるたは知識を深めながら一緒に遊べるので、友達とやってみたい」と話した。
参加した6年生の高橋奏仁(かなひと)さん(12)は「なかなかない機会だったので楽しかった。7枚取れたけど、11枚取った人がいたので越えたかった。学校でまたみんなと遊びたいし、盆栽についていろんな人と語りたい」と満足顔だった。
「大宮盆栽村かるた」は1セット2千円で、大宮盆栽美術館で発売中。問い合わせは、同館=電048(780)2091=へ。
大宮盆栽美術館(北区土呂町)と同館のガイドなどを担うボランティア組織「ミュージアム・サポーター」が協力して作り、販売も始めた。同館の庭園リニューアルに伴う昨年11月~今年3月の休館中に企画した。「あ」から「ん」まで各文字で46のキーワードを選び、サポーターと学芸員たちが、読み札の句の内容と絵札のイメージを作成。絵札はプロのイラストレーターにイメージを伝えながら仕上げた。
読み札は楽しみながら学べる内容を重視。「関東大震災 新天地求め 大宮へ」など歴史の紹介や、「針金を かけて理想の 形になーれ」といった盆栽の育て方に関する札などがある。「藤樹園 老いも若きも 学ぶ教室」など村内にある盆栽園も数多く登場。読み札の裏にはキーワードに関する解説が付いている。
19日に同館で開かれたかるた大会は、総合的な学習の時間で盆栽を学び、マイ盆栽も育てる植竹小学校の5、6年生のうち20人が参加。4グループに分かれて個人戦で競った。司会者が46枚のうち20枚を読み上げて取り合った。
高橋さんは各グループを巡回しながら参加。盆栽の知識が豊富な児童たちは、読み上げられると、すぐに手を伸ばしていた。高橋さんも児童も、このかるたに触れるのは初めて。真剣勝負を楽しんだ様子で、笑顔が広がっていた。
大会後は高橋さんと子どもたちの「盆栽トーク」があり、子どもたちが「愛情を込めて水やりしている」などと発表して盆栽愛を語り合った。高橋さんは「みんなすごく早くて強かった。完敗でした」と児童たちをたたえ、「盆栽を身近に感じて大切に向き合っている姿がうれしかった。かるたは知識を深めながら一緒に遊べるので、友達とやってみたい」と話した。
参加した6年生の高橋奏仁(かなひと)さん(12)は「なかなかない機会だったので楽しかった。7枚取れたけど、11枚取った人がいたので越えたかった。学校でまたみんなと遊びたいし、盆栽についていろんな人と語りたい」と満足顔だった。
「大宮盆栽村かるた」は1セット2千円で、大宮盆栽美術館で発売中。問い合わせは、同館=電048(780)2091=へ。