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雨最も激しかった時刻、犠牲者に祈り 19人死亡の能登豪雨から1年

2025.09.21
 能登半島地震から復旧・復興の途上だった被災地を襲った豪雨から、21日で1年が経った。石川県輪島市を中心に、死者は19人(うち災害関連死3人)、住宅被害は計1901棟にのぼり、被害の大きかった地域では、住民らが黙禱(もくとう)や献花をして、犠牲者を悼んだ。
 豪雨は昨年9月21日朝に発生。輪島、珠洲、能登の3市町で大雨特別警報が出され、輪島市では24時間降水量が412ミリと統計開始以降最多になり、各地で河川の氾濫(はんらん)や土石流が相次いだ。
 この日、3市町で献花台が設けられたほか、輪島市では線状降水帯が発生し、最も激しい雨が降った午前9時半に合わせ、防災無線で黙禱が呼びかけられた。