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BOOKUOKAにサントリー地域文化賞、「福岡を本の街に」20年
2025.09.17

福岡市で20年続く本の祭典「BOOKUOKA(ブックオカ)」が、サントリー地域文化賞に選ばれた。長年にわたり、古本市やイベントを通じて、本や書店の魅力を伝えてきたことが評価された。
サントリー文化財団が11日に発表した。同賞は、地域文化の発展に貢献した団体や個人に贈られる。今年が47回目で、全国5団体が受賞した。
ブックオカが始まったのは2006年。地元書店「ブックスキューブリック」店主の大井実さんらが、飲み会で「本の祭りをやりたい」と盛り上がり、実行委員会を結成。半年足らずで開催にこぎつけた。
それから毎年、「福岡を本の街に」をテーマに掲げて約1カ月間、古本市や10~15ほどの企画を開催。作家のトークライブや絵本の読み書かせ対決、官能小説の朗読会など様々なイベントを打ち出してきた。出版関係者だけでなく、本好きのボランティア約30人も運営に参加するのが特徴だ。
実行委員長の大井さんは「20年も続けるとは全く想像もしていなかった。(活字離れと言われるが)若い人が積極的に本を読む機会を欲している、と実感している。本をどんどん紹介していくっていうのは、常にやっていかないといけない」と話した。
20回目の今年は、小説家の角田光代さんのトークイベントや、福岡の書店員と高校生が選んだ「激オシ文庫フェア」などがある。10月20日~11月20日。詳細はホームページ(https://bookuoka.com/)で。(鳥尾祐太)
サントリー文化財団が11日に発表した。同賞は、地域文化の発展に貢献した団体や個人に贈られる。今年が47回目で、全国5団体が受賞した。
ブックオカが始まったのは2006年。地元書店「ブックスキューブリック」店主の大井実さんらが、飲み会で「本の祭りをやりたい」と盛り上がり、実行委員会を結成。半年足らずで開催にこぎつけた。
それから毎年、「福岡を本の街に」をテーマに掲げて約1カ月間、古本市や10~15ほどの企画を開催。作家のトークライブや絵本の読み書かせ対決、官能小説の朗読会など様々なイベントを打ち出してきた。出版関係者だけでなく、本好きのボランティア約30人も運営に参加するのが特徴だ。
実行委員長の大井さんは「20年も続けるとは全く想像もしていなかった。(活字離れと言われるが)若い人が積極的に本を読む機会を欲している、と実感している。本をどんどん紹介していくっていうのは、常にやっていかないといけない」と話した。
20回目の今年は、小説家の角田光代さんのトークイベントや、福岡の書店員と高校生が選んだ「激オシ文庫フェア」などがある。10月20日~11月20日。詳細はホームページ(https://bookuoka.com/)で。(鳥尾祐太)