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故中村哲さん功績振り返る 大磯駅前で小中高生らグループ写真展

2025.11.28
 パキスタンやアフガニスタンで長年、人道支援に心血を注いだ医師の故中村哲さんの功績を振り返る写真展が29~30日、神奈川・JR大磯駅前の「湘南ギャラリーえん」で開かれる。地元の小中高生らのグループ「さざれ石学生英語ガイドボランティア」(SSG)主催。

 中村さんは1984年からパキスタンでハンセン病の診療に従事。隣国アフガニスタンへ活動を広げ、内戦で苦しむ人々の治療、さらに干ばつによる水不足の解消に尽力し、砂漠地帯の緑化を実現させた。2019年12月に銃撃され、73歳で亡くなった。

 SSGは英語ガイドや海岸清掃などボランティア活動を続ける一方、持続可能な開発目標(SDGs)を学び、原発事故の被災者支援に関わる活動にも参加している。写真展開催は21年から6回目(22年は2回)。中村さんを支援する目的で結成され、アフガニスタンで人道支援を行っている福岡市の非政府組織(NGO)「ペシャワール会」の協力を得て、写真パネル約70枚などを展示する。

 アフガニスタンでは今年8月末、地震が発生して大きな被害が出た。SSGの責任者の春田奈緒美さんは「現地での支援活動は途切れず、中村医師の遺志は引き継がれている。その情報も伝えたい」と話す。

 入場無料。29日午後1時~5時、30日午前10時~午後4時。(吉岡潤)